コアJavaScript(ECMAScript)の図書室 32冊目【JavaScript】[ECMAScript] 即時関数

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32冊目【JavaScript】[ECMAScript] 即時関数

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32冊目【JavaScript】[ECMAScript] 即時関数

即時関数とは定義してすぐに実行される関数のことです。
聞きなれない言葉ではないかと思います。

[1] 即時関数の構文

即時関数の構文は以下のようなものがあります。

(function(){
ここに処理を記述する
}());

(function(){
ここに処理を記述する
})();

// 引数がない即時関数
(function(){
  document.writeln("即時関数が実行");
})();

// 引数がある即時関数
(function(data){
	document.writeln(data);
})("PC特集技術");

with文で囲まれたブロック内では省略してアクセスすることができるようになります。
処理結果を変数に格納する場合に限り括弧を省略できるみたいです。

[2] 即時関数の目的

即時関数の利点はグローバル空間に名前を定義せずに実行できることにあります。
つまり、同じ関数や変数がかぶらず(一般的に汚染しない)使えるという点にあります。
とあるライブラリでもこの記述がありましたので意外と需要があるように思います。
調べてみたところECMAScriptには標準化されていないようですが、覚えておいたほうがいいと思います。