特集PC技術

コアJavaScript(ECMAScript)の図書室

 

8冊目 【JavaScript】[ECMAScript] 配列

配列とは、名前の付けられたデータの集合です。
配列では、ひとつの変数に対して複数の値を設定することができます。

目次

[1] 配列の宣言

配列を生成する方法には様々な方法があります。
プログラムを見てください。


// 空の配列を生成
var array1 = new Array();

// 10個の要素を持つ配列を生成
var array2 = new Array(10);

// 初期値を設定して配列を生成
var array3 = [50, "test"];

// 未定義ありで配列を生成
var array4 = [1, , , , 10]

実は配列もオブジェクトの1つで、オブジェクト作成する方法と同じように作成できます。
また()内に数字を入れることで、要素数を指定して作成ができます。
[](ブランケット)を使用して作成すると配列の値を設定して作成できます。

[2] 配列の使用方法

ここでは、配列の値を参照する方法を説明します。


// 10個の要素を持つ配列を生成
var array2 = new Array(10);

// 配列に値を代入する
array2[0] = 100;

// 配列の値を参照する
document.writeln(array2[0]);

// 配列の長さ(要素数)を取得する
document.writeln(array2.length);

配列名[添え字]と記述すると配列にアクセスすることができます。
添え字には数字を入れてください。
配列名.lengthは配列の大きさを調べるために使用する方法です。
覚えておくとループ文等で使用することができます。

[3] 配列を拡大できる

最初に宣言した配列の要素を超える値を設定してもエラーになりません。
JavaScriptの配列は自由に配列の大きさを変更することができます。

// 10個の要素を持つ配列を生成
var array2 = new Array(10);

// 配列の大きさを取得
document.writeln(array2.length);

// 10個の要素を持つ配列外の値に代入してもエラーにならない
array2[15] = "設定できる";

// 配列の大きさが変わった
document.writeln(array2.length);

C言語等は、最初に宣言した配列の要素を超えるとエラーになるのですが、
JavaScriptの配列ではエラーになりません。

[4] 更新履歴

日付 詳細
2011/06/07 コンテンツ公開

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