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コアJavaScript(ECMAScript)の図書室
17冊目 【JavaScript】[ECMAScript] for文
ここでは、JavaScriptの繰り返し文について説明をします。
繰り返し文も何種類がありますが、for文は指定した回数だけ処理するのに便利な機能です。
配列を操作したり、オブジェクトを操作するときに有効に使用できます。
JavaScriptのfor文には2種類あります。
目次
[1] for文の構文
初期化された値からループ条件を越えるまで繰り返しされます。
指定した回数ループする場合や、配列の要素分ループする場合にはこちらを使います。
for(初期化式; ループ条件; 増減式;){
繰り返す命令
}
var i = 0; // 0から10以下の間ループ for(i = 0; i <= 10; i++){ document.writeln(i); } // 10から0以上の間ループ for(i = 10; i >= 0; i--){ document.writeln(i); } var array = [100,200,300]; // 配列があるだけループ for(i = 0; i < array.length; i++){ document.writeln(array[i]); } // 無限ループになってしまう例 //for(a = 0; a > 0; a++){ // document.writeln(a); //}
初期設定した値から毎回増減式により判定される値が増減します。
その後、ループ条件を満たしている場合には再度実行されます。
「.length」はArrayオブジェクトのプロパティで、配列の要素数を取得できます。
Arrayオブジェクトは別途説明します。
条件式を誤ってしまった場合には無限ループになる可能性もあるので注意してください。
[2] for~in文の構文
もうひとつのfor文のfor~in文です。こちらはオブジェクトにも使用できるループです。
配列にも使用できますが、こちらはオブジェクトをループさせるときに使用すると便利です。
for(仮変数 in 配列 or オブジェクト){
繰り返す命令
}
var number = [100,200,300]; // aには配列の添え字が入る for(var a in number){ document.writeln(number[a]); } var obj = { x:100, y:200, z:300}; // bにはキー値(x,y,z)が入る for(var b in obj){ document.writeln(obj[b]); }
[3] 更新履歴
日付 | 詳細 |
---|---|
2011/07/08 | コンテンツ公開 |
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