特集PC技術

コアJavaScript(ECMAScript)の図書室

 

16冊目 【JavaScript】[ECMAScript] switch文

ここでは、JavaScriptで使用できる分岐命令について解説します。
if文でも様々な条件を記述することはできました。しかし、毎回条件式を書く必要がありました。
特定の条件に限り、このswitch文を使用したほうが簡潔に書くことができます。
switch文はbreakと組み合わせて使用します。

目次

[1] swich文の構文

switch文の構文は以下のようになっています。

swich(式){
  case 条件1:
    式が条件1に該当したときに実行される
  case 条件2:
    式が条件2に該当したときに実行される
  case 条件3:
    式が条件3に該当したときに実行される
  case default:
    式が上記の条件に該当しなかったときに実行される
}

条件に使用できるのは、どのようなデータであっても使用できます。

[2] switch文のプログラム(breakあり)

switch文はbreak文と組み合わせをし、以下のようにに使用されます。

var num = 5;
switch(num){
	case 1:
		document.writeln("1です");
		break;
	case 2:
		document.writeln("2です");
		break;
	case 3:
		document.writeln("3です");
		break;
	case 4:
		document.writeln("4です");
		break;
	case 5:
		document.writeln("5です");
		break;
	default:
		document.writeln("該当しません");
		break;
}

変数numの値を変更して様々なパターンを試してみると動作がよくわかると思います。

[3] switch文のプログラム(breakなし)

switch文はbreak文と組み合わせがあると説明しましたが、なかった場合の動作も確認しましょう。

var num = 1;
switch(num){
	case 1:
		document.writeln("1です");
	case 2:
		document.writeln("2です");
		break;
	case 3:
		document.writeln("3です");
	case 4:
		document.writeln("4です");
	case 5:
		document.writeln("5です");
		break;
	default:
		document.writeln("該当しません");
		break;
}

プログラムを実行していただければ、違いがわかるはずです。
上記の場合case 1を満たした時、2つの文字列が画面に出力されます。
switch文は式と条件であうものを見つけた後、breakを見つけるまで実行します。

[4] 更新履歴

日付 詳細
2011/07/05 コンテンツ公開

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