特集PC技術

コアJavaScript(ECMAScript)の図書室

 

22冊目 【JavaScript】[ECMAScript] with文

制御構文の中でも特殊はwith文を説明したいと思います。

目次

[1] with文の構文

オブジェクトを省略して記述することができる構文です。

with(オブジェクト){
  ここに処理を記述する
}

// オブジェクトを生成
var obj = {x:10,y:20,z:"ほぷしぃ"};

// with文を使用しない場合
document.writeln(obj.x);
document.writeln(obj.y);
document.writeln(obj.z);

// with文を使用した場合
with(obj){
	document.writeln(x);
	document.writeln(y);
	document.writeln(z);
}

with文で囲まれたブロック内では省略してアクセスすることができるようになります。

[2] with文は実用性があるのか

JavaScriptではじめてこのwith文を見たときにこれは使える機能なのではと思いました。
いろいろ調べてみたところあまり利用しないほうがいいらしいです。
それには以下のような理由があるからです。主に2種類です。
ブロック内の処理速度の低下、コードが読みにくくなる(with文で省略されたものがわかりにくい)
といった理由からお勧めはできないようです。
おもしろそうな機能なのに、残念です。

[3] 更新履歴

日付 詳細
2011/07/26 コンテンツ公開

コメントの投稿


画像の中に見える文字を入力してください。

トラックバックURL

http://www.isl.ne.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1706

サイト内検索

コアJavaScript(ECMAScript)の図書室

twitterTwitter

最新ブログ記事

2015年06月13日

JavaScriptの情報室

4冊目 ハイブリッドアプリが作れる。tabris.js

2014年10月16日

C++言語学習録

第3回 ファイルを分割してみよう

2014年10月09日

C++言語学習録

第2回 オブジェクト指向の復習

2014年10月02日

C++言語学習録

第1回 C++の開発環境を整える

2014年09月25日

Swiftを試してみようなう。

第4回 Swiftでクラスを使うなう。

ISL 情報戦略研究所

pagetopこのページの先頭へ戻る