特集PC技術

コアJavaScript(ECMAScript)の図書室

 

19冊目 【JavaScript】[ECMAScript] break文

ここでは、JavaScriptの繰り返し文やswitch文で使用するちょっと特殊な構文を説明します。
繰り返し文は指定した回数が満たすまで実行されますが、意図的にとめたい場合があると思います。
たとえば、配列の中から探したいデータを発見したときなどです。

目次

[1] break文の構文

ループ文などで意図的に中断します。

break;

var i = 0;
for(i = 0; i <= 10; i++){
	document.writeln(i);
	if(i == 5){
		break;
	}
}

break文はif文と一緒に用いられることが多いです。
上記の場合はループ条件が10に満たす前に終わります。
break;文を使用するときの注意ですが、最も内側のループを抜けます。

[2] ラベル付break文の構文

break文だけだと1つのループしか抜けることができませんでした。
ラベル付break文を使用すると2重以上のループを抜けることができます。

ラベル名:
break ラベル名;

var i = 1;
var j = 1;

loopend:
for(i = 1; i <= 5; i++){
	for(j = 1; j <= 5; j++){
		document.writeln("掛け算=" + (i*j));

		if(i * j == 15){
			break loopend;
		}

	}
}

breakを使用する前にラベルをつけます。ラベル名をつけるときの文末「:(コロン)」です。

[3] 更新履歴

日付 詳細
2011/07/15 コンテンツ公開

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