特集PC技術

コアJavaScript(ECMAScript)の図書室

 

4冊目 【JavaScript】[ECMAScript]変数

この回では、JavaScriptの変数について説明をします。
変数は、データを入れる箱のようなものと解釈すればよいです。

目次

[1] 変数はvar宣言する

変数はデータを格納する入れ物です。
JavaScriptの変数はvarを使用します。


// var 変数名と記載する
var data1 = 10;

// var宣言しなくても問題ありません。
data2 = 20;

// 変数の値を出力
document.writeln(data1);
document.writeln(data2);

data1という変数に10という値を代入しています。「=」は代入する意味の演算子です。
varを宣言しなくても変数として利用することができますが、できる限りvarを使用することをお勧めします。
後で見直した時等読みにくくなることがあるため、宣言するようにしておいたほうが無難です。

[2] 変数には型がない

JavaScriptの変数には様々な値を代入することが可能です


// 変数には型がない
var data;

// 文字を入れてもOK
data = "ほぷしぃへようこそ";
document.writeln(data);

// 数字を入れてもOK
data = 10;
document.writeln(data);

// 論理値を入れてもOK
data = true;
document.writeln(data)

文字が入っていた変数に、数字を入れたり、論理値を入れたりすることができます。
基本的にデータを何をいれても大丈夫です。
文字列データの場合は「"(ダブルコーテーション)」か「'(シングルコーテーション)」で囲ってください。
C言語やJava言語が型が強い言語なので、数字用の変数などを宣言する必要がありますが
JavaScriptは上記のように値を自由に入れることができます。

[3] 変数の宣言の仕方はいろいろある

まとめて宣言したり、初期値を設定しなったりなど
簡単な例ではありますが、様々な方法があります。

var data = "ほぷしぃへようこそ";
var i, total;
var a = 0, b = 0, c = 0;

[4] 変数はどこでも宣言できる

C言語などの場合は何かの処理の前に記述する必要がありますが、
JavaScriptの変数はいつでもどこでも宣言することができます。

var data = "ほぷしぃへようこそ";
document.writeln(data);

var data2 = "どこでも"
document.writeln(data2);

[5] 変数の命名規則

変数を使用する際には以下のルールに従って名前をつける必要があります。
以下の条件にしたがって名前をつけるようにしましょう
下記一覧のルールは関数名をつけるときにも関連しています

  • 1文字目は英字、アンダースコア(_)、ドル記号($)であること
  • 2文字目からは、1文字目で使用できる文字、もしくは数字であること
  • 名前に含まれる英字の大文字、小文字は区別される
  • 予約語を使用しないこと

[6] 更新履歴

日付 詳細
2011/05/24 コンテンツ公開

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