Pythonを学ぼう第22回 while文

Pythonを学ぼう

while文は、for文と同じく、繰り返し処理を行うための構文です。
while文は、他の言語でも見られます。
ですが、Pythonには、他の言語で見られるdo-while文はありません。

while文は次のように記述します。

while 条件式:
繰り返し処理

while文では、条件式がTrueの間、繰り返し処理を行います。
Falseになった時、処理が終了します。
繰り返し処理は、コードブロックの範囲(インデントした範囲)を行います。
使用方法は、次のプログラムを見てください。

# coding: utf-8

# while文で3回の繰り返し処理
x = 0;
while x < 3:
print('X')
x += 1

実行結果

X
X
X

変数xの値が0から3未満の間だけ、'X'を出力しています。
変数xの値は繰り返し処理の中で、1ずつ値を増やしています。

Javaのソースコードとの比較をします。
Javaを知っている方は参考にしてください。

Python	Java
# coding: utf-8 # while文で3回の繰り返し処理 x = 0; while x < 3: print('X') x += 1	public class Java22 { public static void main(String[] args) { // while文で3回の繰り返し処理 int x = 0; while(x < 3) { System.out.println("X"); x++; } } }