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とあるJavaScriptの情報図書

 

【JavaScript】[ECMAScript] for文

ここでは、JavaScriptの繰り返し文について説明をします。
繰り返し文も何種類がありますが、for文は指定した回数だけ処理するのに便利な機能です。
配列を操作したり、オブジェクトを操作するときに有効に使用できます。
JavaScriptのfor文には2種類あります。

目次

[1] for文の構文

初期化された値からループ条件を越えるまで繰り返しされます。
指定した回数ループする場合や、配列の要素分ループする場合にはこちらを使います。

for(初期化式; ループ条件; 増減式;){
  繰り返す命令
}

var i = 0;
// 0から10以下の間ループ
for(i = 0; i <= 10; i++){
	document.writeln(i);
}

// 10から0以上の間ループ
for(i = 10; i >= 0; i--){
	document.writeln(i);
}

var array = [100,200,300];
// 配列があるだけループ
for(i = 0; i < array.length; i++){
	document.writeln(array[i]);
}

// 無限ループになってしまう例
//for(a = 0; a > 0; a++){
//	document.writeln(a);
//}

初期設定した値から毎回増減式により判定される値が増減します。
その後、ループ条件を満たしている場合には再度実行されます。
「.length」はArrayオブジェクトのプロパティで、配列の要素数を取得できます。
Arrayオブジェクトは別途説明します。
条件式を誤ってしまった場合には無限ループになる可能性もあるので注意してください。

[2] for~in文の構文

もうひとつのfor文のfor~in文です。こちらはオブジェクトにも使用できるループです。
配列にも使用できますが、こちらはオブジェクトをループさせるときに使用すると便利です。

for(仮変数 in 配列 or オブジェクト){
  繰り返す命令
}

var number = [100,200,300];
// aには配列の添え字が入る
for(var a in number){
	document.writeln(number[a]);
}

var obj = { x:100, y:200, z:300};
// bにはキー値(x,y,z)が入る
for(var b in obj){
	document.writeln(obj[b]);
}

[3] 更新履歴

日付 詳細
2011/07/08 コンテンツ公開

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