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とあるJavaScriptの情報図書
【JavaScript】[ECMAScript] オブジェクト
ここでは、オブジェクトに関する基本的なことについて説明をします。
オブジェクトとは、名前の付けられた値(プロパティとメソッド)を集めたものです。
プロパティはオブジェクトが持つ値のこと、メソッドは、オブジェクトを操作するもののことです
目次
[1] オブジェクトの作成方法
オブジェクトを使用するには、オブジェクトからインスタンスを作成します。
インスタンスを生成する方法には様々な方法があります。
var インスタンス変数 = new オブジェクト名(引数...);
var インスタンス変数 = {};
var インスタンス変数 = {"キー":"バリュー","キー":"バリュー"}
// インスタンスを生成 // new オブジェクト名(正確にはコンストラクタ) var obj1 = new Object(); // プロパティを持たないインスタンスを生成 var obj2 = {}; // プロパティの初期値を設定して生成 // x(キー名) : 10(値) の形式で作成 var obj3 = {x:10, y:20};
基本は、new演算子を使用して作成します。
他にも{}を使用して生成する方法があります。
[2] プロパティの使用方法
オブジェクトごとが持つ各値の使用方法について説明をします。
インスタンス変数.プロパティ名
インスタンス変数[プロパティ名]
オブジェクト名.プロパティ名
// プロパティの初期値を設定して生成 var obj3 = {x:10, y:20}; // xというプロパティ document.writeln(obj3.x); // yというプロパティ document.writeln(obj3.y); // zというプロパティを作成(追加) obj3.z = 30; // 連想配列としてアクセス document.writeln(obj3["z"]); // 静的プロパティ document.writeln(Number.MAX_VALUE);
プロパティは後で追加することも可能です。
Java言語をやったことがある人は読みやすいと思いますし
PerlやPHPで連想配列を知っている人にもわかりやすい構成があります。
Javascriptでは、連想配列という機能があるわけではなく、
オブジェクトが連想配列として使用できるという意味です。
[3] メソッドの使用方法
オブジェクトごとが持つ操作の使用方法について説明をします。
インスタンス変数.メソッド名(引数...);
オブジェクト名.メソッド名(引数...);
// 配列を宣言している var array1 = ["test","test2","test3"]; // 文字列を取得するメソッド document.write(array1.toString());
オブジェクト名.メソッド(引数....);で使用できます。
メソッドもプロパティと同じように自分で開発ができます。
[4] 組み込みオブジェクトについて
JavaScriptが使用できる環境すべてにおいて使用できるオブジェクトのことです。
組み込みオブジェクトは別の機会で取り扱います。以下のようなものがあります。
- Object(すべてのオブジェクトの基本)
- Array(配列に関するオブジェクト)
- String(文字列に関するオブジェクト)
- Boolean(論理値に関するオブジェクト)
- Number(数字に関するオブジェクト)
- Function(関数に関するオブジェクト)
- Math(数値演算に関するオブジェクト)
- Date(日付に関するオブジェクト)
- RegExp(正規表現に関するオブジェクト)
- Error(エラーに関するオブジェクト)
[5] 更新履歴
日付 | 詳細 |
---|---|
2011/06/03 | コンテンツ公開 |
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