特集PC技術

独学Objective-C

 

第4回 iOSの確認したいこと

iOS作業中にバージョンを確認したり、端末(iPhone,iPad等)の確認が必要になることがあります。
そのあたりを整理しました。

目次

[1] iOS画面のバーの確認方法

iOSプログラミング中にナビゲーションバーのサイズだとかツールバーのサイズだとかわかりにくかった。
そこでどのような大きさになっており取得する方法を調べました。
ソースコードで各バーの値と参照方法は以下の通りです。
Retinaディスプレイの場合は2倍になります。

バーの種類 ソースコード iPhone iPad
ステータスバー [UIApplication sharedApplication].statusBarFrame 20 20 20 20
ナビゲーションバー self.navigationController.navigationBar.frame 44 32 44 44
ツールバー self.navigationController.toolbar.frame 44 32 44 44
タブバー self.tabBarController.tabBar.frame 49 49 49 49

バーの高さを表の値を以外にすることも可能ですが
そうした場合にバーのボタンタップ時に認識しにくくなるようです。(実験済みです。)
そのため、バーの高さは表の値以外をしないようがよさそうです。

[2] 端末種類の確認方法

端末の種類(iPad or iPhone,iPod Touch)をソースコード上で確認する方法です。
(UI_USER_INTERFACE_IDIOM()から帰ってくる値で判定することができます。
UIUserInterfaceIdiomPad(iPad)、UIUserInterfaceIdiomPhone(iPhone or iPod Touch)が取得できます。
ユニバーサルアプリ(iPadとiPhoneどちらでも動作するアプリ)を作るときに役に立つと思います。

[3] iOSバージョンの確認方法

iOSバージョンによって使用できるメソッドがありますので、場合によってはiOSバージョンを見る必要があります。
[[[UIDevice currentDevice] systemVersion] floatValue]で取得できる値を判断すればOKです。
iOSバージョン確認方法以外に特定のメソッドが使用できるか判断する方法もあります。
RespondsToSelectorを使用して判断してあげればそのメソッドが使用できるときだけ呼ぶということもできます。

[4] 更新履歴

日付 詳細
2013/10/09 コンテンツ公開

[5] 次回予告

次回は、2013年11月13日(水)です。 内容はXCodeのデバック方法を予定しています。

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