特集PC技術

サーバーサイドJavaScriptの図書室

 

1冊目 node.jsの環境構築

前々から興味あった、node.js(ノードジェイエス)をご紹介します。
ノンブロッキングとイベントループが特徴です。
今回は環境構築をやってみました。

目次

[1] node.jsのダウンロード

node.jsの公式サイトにアクセスします。
私が試したときのバージョンは[v0.10.28]です。
トップページの[INSTALL]をクリックしましょう。
環境にあわせたファイルがダウンロードされます。
Windows7,Ubuntu,Macの環境を所持しているのでそれぞれ試してみることにしました。

[2] Windows7にて設定する。

トップページから[INSTALL]ボタンを押したときに取得できる実行ファイルを実行するだけで完了できます。
かんたんですね。

[3] Ubuntu(14.04)にて設定する。

公式サイトの[INSTALL]ボタンを押すとtar.gz形式でダウンロードが行われました。
これを解凍してわかりやすい位置に置きます。
一応ホームディレクトリ(/home/user_name/)に移動して試しました。
Ubuntuの場合には解凍後に設定を行う必要があります。

$ sudo apt-get install g++
$ cd /home/user_name/node-v0.10.28
$ ./configure
$ sudo make install
・・・・結構時間がかかります。

[4] Macにて設定する。

公式サイトの[INSTALL]ボタンでダウンロードが開始されます。
ダウンロードしたら、インストールするだけでおしまいです。

[5] node.jsを動かしてみる

以下は、Ubuntuでの実行結果となります。
まずは、正しく設定ができているか確認をします。

$ node -v

バージョンが表示されて正しく設定できていることが確認できました。
まずはお試しのソースコードを記述しました。
下記サンプルは公式サイトのサンプルを表示する文言を変えただけのものです。

hello.js
// ライブラリ読み込み
var http = require('http');

// HTTPサーバの構築。
// サーバがリクエストを受信したときの処理を記載する
// reqはクライアントが送信したHTTPリクエストのオブジェクト
http.createServer(function(req,res){
  res.writeHead(200, {'Content-Type': 'text/html'});
  res.write('ほぷしぃへようこそ');
  res.end();
// ポート1337で待ちうけ
}).listen(1337, '127.0.0.1');

// ログを出力している。起動していることをわかりやすくする。
console.log('Server running at http://127.0.0.1:1337/');

できたら、下記のコマンドを実行します。

$ node hello.js

これをやるとnode.jsが起動します。
後はブラウザでアクセスするだけです。

実行結果

成功しました。とりあえず、文字が表示されております。
サーバーをとめるときは [ctrl]+[c]で止まります。
node.jsには様々なモジュールのnpm(Node Packaged Modules)があります。
npmを組み合わせて使っていけば様々なことができそうです。
このnpmというコマンドは、node.jsをインストールすることで使えるようになるみたいです。

[6] 更新履歴

日付 詳細
2014/06/05 新規作成

コメントの投稿


画像の中に見える文字を入力してください。

トラックバックURL

http://www.isl.ne.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1860

pagetopこのページの先頭へ戻る