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長野食工房 9月の行事食
9月の行事(料理)の豆知識
【お月見】
日本でのお月見は旧暦8月15日の「十五夜」と、同じく旧暦9月13日の「十三夜」の2回行われます。
お月見行事は中国から伝わったものですが、十三夜は日本独自のもので、「十五夜をしたら、必ず十三夜もしなければ
いけない」と日本では片見月を嫌う風習があります。
2010年度の十五夜は9月22日(水)、十三夜は10月20日(水)です。
お月見の日には部屋の明かりを消して、ゆっくりと月を鑑賞してみてはいかがでしょうか。
そんなお月見行事にお供えする料理を紹介します。
お月見団子
日本では収穫祭の意味合いが強いお月見行事。
お月見団子は米の収穫に感謝し、粉にして丸めてつくったのが始まりです。
月に見立てて丸くしますが、関東では真ん丸、関西では先がすぼんだ里芋型にするなど地域色があるようです。
供えるお月見団子の数は、その年に出た旧暦の満月を数えて平年は12個、閏年は13個にする説と十五夜には15個、十三夜は13個とする2つの説があります。
栗おこわ
栗おこわは特に十三夜にお供えする行事食です。
十三夜は「栗名月」とも呼ばれお月見団子のほかに旬の栗もお供えします。
【重陽の節句】
9月9日は重陽の節句です。中国において奇数は「陽」の数であり、9はその中でも最大値であることから9の重なる9月9日が
「重陽」となりました。
重陽の節句は五節句のひとつで、旧暦では菊が咲く時期だったので「菊の節句」とも呼ばれています。
そんな重陽の節句に飲む菊酒を紹介します。
菊酒
古来より中国では「菊」は邪気を祓い、延命の力があると信じられていました。
それを重陽の節句に薬霊酒として飲むことによって不老長寿を手に入れようとしたと言われています。
実際、現在も菊の花は漢方薬の一種とされています。
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