まんぷく・信州

長野食工房 なす

 

なすの豆知識

収穫時期

1年中栽培されていますが、特に秋なすが美味しいとされています。
ことわざに「秋なすは嫁に食わすな」というのがありますが、
これは、秋なすが一番おいしいので姑が嫁をにくんで食べさせないという意味があります。
ことわざになるように、「秋なす」=「年中出回っている中でも美味しい」ということなのでしょう。
このことわざの他の意味として、なすは体を冷やすので嫁の体を気づかっているという説があります。

保存方法

なすは、水分が蒸発しやすく、冷風が直接あたると同じ温度でもしなびやすくなります。
ラップでくるんで10℃前後で保存すると長持ちします。
といっても、あまり保存のきく野菜ではないので、購入後3~4日で食べるのがいいでしょう。

種類

なすの品種やサイズは様々で、日本では「紫色」が主流ですが、
世界には「白」、「黄」、「緑」など様々な色のなすがあります。
形から分類すると、「卵形・丸形・長形」に大きく分けられます。
日本には「長卵形なす」、「卵形なす」、「丸なす」、 「長なす」、「大長なす」などがあり、どれも「紫色」です。
また、それぞれ名前の通りの形をしていて、日本中で栽培されている「長卵形なす」をよく見かけるのではないでしょうか。

なすとお盆

お盆には「きゅうり」と「なす」に割り箸を刺して馬と牛をつくります。
ご先祖様達を少しでも早く迎えられるように「きゅうり」で馬を、
帰りはお供え物を沢山乗せてゆっくりと帰られるように「なす」で牛を作ります。
一説には、ご先祖様達が「きゅうり」の馬に乗り、
牛には荷物を乗せて楽に帰れるようにという意味が込められているとも言われています。

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