まんぷく・信州

長野食工房 6月の行事食

 

6月の行事(料理)の豆知識

水田

夏至

夏至は、一年でもっとも昼の時間が長い日です。
この日を境に冬至まで少しずつ昼の時間が短くなっていきます。
そして、夏至が過ぎると暑い夏がやってきますね。


梅雨

「梅雨」と書いて「つゆ」と読みます。
語源は中国で生まれた「梅雨(ばいう)」が日本に渡ってきました。
「梅の実が熟す頃に降る雨」であることから、"梅雨"と呼ばれた説と
「黴(カビ)が生えやすい時期」であることから、"黴雨→梅雨"と呼ばれたという説があります。

梅雨は、6~7月中旬まで続く雨期であり、東アジア特有のものです。
梅も東アジアにしか生息しない植物です。


田楽の由来

田楽は、平安から室町時代頃、農家の五穀豊穣を祈願した田楽舞という踊りに由来しています。

田楽舞を職業にする人々は白い袴をはき、色のついた上着をはおり田楽法師と呼ばれました。
この舞の中に一本の高い棒の上に人が上がる「高足」という芸能があり、
それを踊る田楽法師の姿が白い豆腐に味噌をつけた串焼きたに似ていることから名付けられました。

こうして人々は豆腐の串焼きのことを「田楽豆腐」や「田楽」と呼ぶようになりました。

箸を使わず手軽に食べられることから、多くの地域に広まり、
豆腐だけでなく、こんにゃくや大根、里いもなど様々な食材を使った田楽が食べられるようになりました。

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