実践無線LAN 無線ＬＡＮのセキュリティ

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無線ＬＡＮのセキュリティ

無線LANは、誰でも簡単にデータをやり取りすることができます。逆に、見られたくない相手にも見られてしまう可能性があります。
ただ使う分には全く関係の無い話ですが、個人情報の流出などにも関わってくるので一読してみてください。（セキュリティ関係の設定によってインターネットが出来なくなるかも？）
無線LANは、SSIDによるネットワークの識別、WEPによる暗号化、およびMACアドレスに基づいたアクセス制限によって、セキュリティを確保しています。

SSIDによるネットワークの識別

SSID（ Service Set ID ）
好きな名前を付けることができ、自分のネットワークと他のネットワークを識別するための機能です。ステーションで指定したSSIDとアクセスポイントのSSIDが一致しないと接続することができません。

WEPによる暗号化

WEP （ Wired Equivalent Privacy ）
ステーションとアクセスポイントの通信を暗号化します。よって、データを受信できてもWEPキーがわからない限り、そのデータを解読するのは困難です。また、WEPによって暗号化された無線ネットワークにアクセスする際には、WEPキーを知らなければネットワークに接続することもできません。
WEPキーの内容は各メーカーで違うため、注意が必要です。

MACアドレスによるアクセス制限

MACアドレス（ Media Access Control Address ）
MACアドレスとはIPアドレスのようにハードウェア固有のアドレスの事です。ハードウェアごとに異なる値が付けられているので、これをアクセスポイントに登録して、登録されたもの以外のMACアドレスを持つステーションの接続を制限することが可能になります。