ここでは、JavaScriptで使用できる分岐命令について解説します。
if文でも様々な条件を記述することはできました。しかし、毎回条件式を書く必要がありました。
特定の条件に限り、このswitch文を使用したほうが簡潔に書くことができます。
switch文はbreakと組み合わせて使用します。
switch文の構文は以下のようになっています。
swich(式){
case 条件1:
式が条件1に該当したときに実行される
case 条件2:
式が条件2に該当したときに実行される
case 条件3:
式が条件3に該当したときに実行される
case default:
式が上記の条件に該当しなかったときに実行される
}
条件に使用できるのは、どのようなデータであっても使用できます。
switch文はbreak文と組み合わせをし、以下のようにに使用されます。
var num = 5;
switch(num){
case 1:
document.writeln("1です");
break;
case 2:
document.writeln("2です");
break;
case 3:
document.writeln("3です");
break;
case 4:
document.writeln("4です");
break;
case 5:
document.writeln("5です");
break;
default:
document.writeln("該当しません");
break;
}
変数numの値を変更して様々なパターンを試してみると動作がよくわかると思います。
switch文はbreak文と組み合わせがあると説明しましたが、なかった場合の動作も確認しましょう。
var num = 1;
switch(num){
case 1:
document.writeln("1です");
case 2:
document.writeln("2です");
break;
case 3:
document.writeln("3です");
case 4:
document.writeln("4です");
case 5:
document.writeln("5です");
break;
default:
document.writeln("該当しません");
break;
}
プログラムを実行していただければ、違いがわかるはずです。
上記の場合case 1を満たした時、2つの文字列が画面に出力されます。
switch文は式と条件であうものを見つけた後、breakを見つけるまで実行します。
| 日付 | 詳細 |
|---|---|
| 2011/07/05 | コンテンツ公開 |
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